かめの歩みも千里

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新入社員・若手社員必読の書。「下積みは、あなたを裏切らない!」を読んで考えたこと。

   


下積み期間という言葉があります。
下積みというと職人さんを連想しますが、サラリーマンにも、どんな職種にも下積みは存在します。

常見陽平著『サラリーマンの新しい掟 下積みは、あなたを裏切らない!』という10代、20代の若者に向けた“熱い”下積み論の本があります。
本書は、苦しい、つまらないというイメージのある下積みは、実は前向きで、自分にとってメリットが大きいと教えてくれます。

誰でも最初は下積み期間です。その下積み期間を、前向きに、そしてしっかりと実力をつけながら過ごすために必読の書です。
今回は『下積みは、あなたを裏切らない!』を読み、考えたことをまとめておきたいと思います。

最初の配属先が希望でなくても、得られるものはある

本書では、「最高の春の詩は、冬の暖炉で作られる」という言葉が紹介されています。

「最高の春の詩は、冬の暖炉で作られる」
高校時代、生徒会誌に掲載されていた詩の言葉だ。強く印象に残っている。誰が書いたのかはわからない。私の言葉でないことをここでお断りしておく。
冬は厳しい。だからこそ、春を望む。逆に言うならば、冬の寒さを耐えきるからこそ、春は格別なものになる。仕事に関していうならば、やりたくない仕事、やらされた仕事を経験する、つまり下積み期間があるほうが、本当にやりたい仕事の面白さがわかるのだ。

社会人になって初めての配属。すべて希望通りというわけにはいきません。
たとえ、希望通りの配属ではなかったとしても、それぞれの適性をみて配属されているためその仕事に向いている場合があります。仕事には向いていても(向いてなかったとしても)、好きになれない場合があります。つまりやりたくない仕事、やらされ感が強い仕事です。

毎日辞めたいと思っていた。

私の場合は、海外営業で世界を飛び回りたいという希望をもって現在の会社に入社しました。
実際に配属されたのは海外子会社の経営管理をする部門でした。今年で社会人5年目、海外出張が多い部署ならそれでも満足できていましたが、海外出張の機会もほとんどなく、私はまだ出張経験がありません。

学生時代、会計を学んでいたので適性をみたといえば、そうなると思います。ただ、私がやりたい仕事とは少しずれた仕事でした。希望通りの働き方ではなく、働き始めたときは毎日辞めようと考えていました。

常見さんもやりたい仕事とは少しずれた仕事をしていた時期があったそうです。

少しだけ、自分の話もしよう。2002年頃の朝日新聞のCMのことだ。昔の仲間がW杯に出場することを知った元サッカー少年のサラリーマンが新聞を見て、「俺の方がうまかったのに……」と言うものがあった。
このCMを見た時、実に複雑な感情になった。そもそも、ノリ勢いで会社を選んでしまったこと、そして、やりたい仕事とは少しずれた仕事をしていた自分と重なったのだ。

私も似たような経験があります。
学生時代は、大学で研究者を目指していました。そのため大学院に進み、(博士課程前期・後期一貫の)研究者養成コースを選びました。大学院前期課程を終えて、一度社会に出ました。そして、やりたいこととは少しずれた仕事をしています。

社会人5年目の春、大学院の同期が大学教員として採用されたことを知りました。自分は何をやっているんだろうと感じました。

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売れない営業マンをしていた、仕事が面白くなかった新人時代のある日、『週刊ダイヤモンド』の記者から電話が入った。「君が学生時代に手がけたフリーペーパーの増刊号、凄いね!」と言われた。中川氏や治部氏と作ったあの冊子のことだ。高そうなレストランで取材を受けた。「僕が人事だったら絶対君を採用したよ。なんでリクルートに入ったの?」と聞かれた。泣きそうになった。いや、エレベーターで泣いた。

悔しい思いが本当にやりたいことを気づかせてくれる

自分は何をやっているんだろうと思うこと、それは後悔かもしれません。ですが、そんな経験が自分が本当にやりたいことを気づかせてくれる場合もあると本書を読んで感じました。

この「俺の方が上手かったのに」を実感したのは、実は仕事においてだ。このCMが流れた頃、私は出向先の企業の広報を担当していた。その際には、明らかに文章が上手だとは言えない記者、ライターとも多数遭遇し、自分で書きたいという思いを強くしていった。
(中略)
今は、書く側の仕事をしているが、あの時の嫌な気持ちが活きている。やらされた経験があるからこそ、やりたい仕事の面白さがわかるのである。

それでも簡単には辞めるな。

現代は、よくわからない働き方をする人が増えています(失礼!)。自称○○コンサルタントという若者が多く、「自由になろうよ」と連呼しています。
「自由な働き方」、「ノマドワーカー」という単語を聞くと、私もいいなと思います。

でもちょっと待ってください。
辞めるのはいつでもできますが、今の職場で社会人としての基礎力を身に着けるのは今しかできません。
今の職場でしか学べないことが確実にあります(職場ごとに仕事の内容、進め方が違うので当たり前です)。

そのことに気付いてから、将来的に転身は考えていますが、やるべきことをまずやってからにしようと考えるようになりました。
辞めたいなと思うことは、今でももちろんありますが、継続することで見えてくることもあるということに気付きました。

継続するからこそ見えてくる世界が必ずあります。
今継続していることが、やりたいことであれば幸せです。そうじゃない場合でも、その経験があるからこそ、本当にやりたいことをやったときの満足感は格別なものになると思います。

そんなときはこの言葉を思い出す

「最高の春の詩は、冬の暖炉で作られる」という言葉は、今の経験は決して無駄じゃないと勇気を与えてくれます。
最初の配属先が希望通りでなくても、そこで力をつけて次に進まないといけません。そんなときは「最高の春の詩は、冬の暖炉で作られる」を思い出すのもいいんじゃないでしょうか。

『下積みは、あなたを裏切らない!』は、下積み期間を前向きに過ごしていける言葉であふれています。

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まとめ

下積み期間は誰にとっても、どんな職種でも必ずあります。
下積み期間を前向きに過ごすか、後ろ向きに過ごすかで、得られる結果は大きく変わってくるはずです。

下積み期間で、しっかりとした自分自身の力を身に着けるために、下積み期間の大切さ、過ごし方を学べる本書はとても良書だと思いました。

それでは。

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