イケダハヤト著『武器としての書く技術』を読みました。
ブログ運営の参考にと思い読みましたが、本当にためになりました。ほんと読んで良かった。
『武器としての書く技術』は、ウェブ上の文章の書き方についての本です。
文章の書き方といっても「てにをは」等の枝葉の話ではなく、「どうやれば人の目を引く文章が書けるか、どうやれば面白い文章が書けるか、どうやれば書くことをお金に換えられるか、どうやれば書くことで人生を変えられるか」(pp.6-7)のノウハウが書かれています。
今回はブログ初心者である私が、あー当てはまる!と思った残念なブログの特徴についてまとめておきます。
無意識にやっちゃてる方、私以外にも多いんじゃないかと思ってます。
残念な文章の特徴を理解する
残念な文章の特徴として、以下の10の例が挙げられています。
各例ごとに、残念な文章例と改善後の文章例が示されているので、どう改善していけばいいのかイメージがしやすいく分かりやすいです。
1.何が言いたいのかわからない
2.文章が長い
3.同じ語尾が続く
4.抽象的すぎる
5.私的すぎる
6.「~だと思います」「~な気がします」が多すぎる
7.多方面に気を使いすぎて何が言いたいかわからない
8.まじめな優等生
9.最後まで読まないと結論がわからない
10.そもそも内容がつまらない
詳細は本書で確認していただけるといいと思いますが、特に3と7はついついやってしまうなと反省。
3.同じ語尾が続く
私の場合だと、ブログはですます調で書くようにしていますが、ついつい使いやすい「です」を多用してしまうことがあります。
残念な文章例を読むと、同じ語尾が続くと確かに単調だなと。
ブログって書いてる本人からすると、最高におもしろいって思って書いてるものなので(私だけじゃないはず!)、盲目的です。
Sponsored Link
ads by google
客観的に自分の文章のダメな点を見つめることができるだけでも、タメになりました。
7.多方面に気を使いすぎて何が言いたいかわからない
これもついついやってしまいがち。私もそうですが、ブログ初心者はぜったいおちいる点だと思います。
やっぱり、はっきり意見書けないんです(書いてるつもりではあるんですけど)。
こう書いたらどう思われるかな、と読み手を意識しすぎてる状態じゃないでしょうか。
「ブログを書く際には、自分の本心を偽らず、誠実に語るべきです。ときには誰かを傷つけるかもしれませんが、それを恐れていては、自分と他人をあざむき続けることになります。
本心を語った結果として批判を浴びたり、嫌われたりすることは、何ら恥ずべきことはありません。むしろ恥ずべきは、自分の言いたいことをしまいこみ、他人に気に入られようと媚びへつらいながら生きることです」(pp.56-57)。
なかなか痛いところ突いてきますね。その通りだと思います。
性格にもよると思いますが、私は多少毒づいていても正直な文章が好きです。
自分自身もそういった文章が書けるようになりたいなと思うのですが、ついマイルドな文章になってしまいます。
スパーっと自分の意見・感情をはっきり主張した、人となりが全面に出た文章を目指したい。
まとめ
例えばスポーツだと、理想のフォームを頭に浮かべながら、トレーニングに取り組むと良い結果を生みます。
ブログも同じで、理想の文章スタイルをイメージしたうえで、ブログ記事を書く(実践トレーニング)を積むことで、書く技術は磨かれていくと感じました。
本書でも書かれていましたが、とにかく「書き続けることが大事」。これからもブログ、楽しみながら続けていきます。
本書を読んで学んだこと、参考になったことはたくさんありました。
ブログを通して実践し咀嚼した上で、また記事としてまとめていきたいです。
ブログ初心者必読の書。
それでは。