スキルよりもセンスを磨くことがあなたの武器になる。
『今日からセンスを君の武器にしよう』を読みました。
仕事が出来る人に共通するのがセンスの良さ。
スキルも知識もあるのになぜか残念な人がいる。その理由はセンスにあったという書き出しにビビっときて即買いしました。
スキルを磨くことにも方法論がある
じゃあ、そのセンスってどうやって磨くの。
生まれ持ったものじゃないのと思う方もいると思います。
本書では、なぜセンスを磨く必要があるのか、センスを磨くための考え方が書かれています。
結論を先に述べると、センスは磨いていくことができます。
センスの差について考えたことがあるでしょうか。
私は学生時代、すごいと思う同年代(年上、年下を含む)の人たちにたくさん出会った際に、考えたことがあります。
自分とは違い魅力を持ったすごい人と自分自身の違いを考えたときに、知識量の違いであれば、勉強量の違いと納得できますが、それだけでなく人を引き付ける何かというか人間的な魅力の違いという風に感じることがありました。
長い間、ずっと考えてきましたが、本書を読んで、それはセンスという言葉で説明できるかもしれないと思いました。
実際に読み終えて感じたことは、センスを磨くことにも方法論(考え方)があるということ。
それはこれをすればいいというものではなく、こう考えればいいという考え方の違い、そしてその考え方に基づいた行動をどれだけ実践してきたかの違い(漠然としてますが)。
何度も何度も本を読み、気づきを感じることが大事な気がします。
街に出て生の情報を自分で集める
センスを磨く際に大事なこと、それはどれだけ面白いと思う情報を自分の足で集めることが出来たかどうか。
本を読むこと、新聞から情報を得ることも大事、そして映画を観る、美術館でビビットとくる絵との出会いを探すことも大事。
これらは自分自身との対話であったり、自分自身を磨く行為です。これらは継続的に実践していく必要があります。
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ですがもっと身近で気軽にできることで、日々のちょっとの差で大きな差になってくるのが、街に出て生の情報を自分の足で集めるということ。
街は情報にあふれています。
今、何が流行っているのか、新しいサービスや、企業の取り組みなど、生の情報を街から集めて自分で発信していくことが大切です。
人に情報をプレゼントすることで、お返しとしてその人から情報がプレゼントされます。
この繰り返しが大切です。
アイディアは考えるものではなく、見つけるもの。
たくさんの情報に触れることで、情報と情報を組み合わせることでアイディアを見つけていきましょう。
まとめ
本書ではセンスを磨くためにはどうしたらいいについて、著者である石渡さんが実践してきた経験に基づいて書かれています。
センスは磨けるということがまず、大発見でした。
センスって生まれ持ったものだと思っていたので、頭をがつーんっと叩かれた感覚です。
仕事をする上で、(仕事の)センスがある人はいい仕事をします。
私もいい仕事をしていけるように、本書を読んで知った考え方、方法でセンスを磨いていきたいと思います。
最後に、センスは他人に評価されて初めて意味があります。独りよがりではいけません。
つい陥りやすいところだと思うので、これは忘れない方がいいです。
それではー。